「社会投資家」って何? 10億円以上稼いだ人が始めたきっかけ、シニアに勧める理由

公開日: 更新日:

株価や配当利回りなどをもとに投資するより儲かる確率が高い

「もちろん投資である以上、リターンを得ることが前提です。その点でも、実は社会投資は理にかなっているのです。例えばAI法律事務所ができれば、多くの人が喜んで利用します。利用すればするほど儲かり、事業も拡大する。結果、リターンも大きくなるというわけです。特に今は、社会貢献の姿勢が会社や事業、経営者に求められる時代。単に株価や配当利回りなどをもとに投資するより、よほど儲かる確率が高いのです」

 竹井さんの社会投資によるトータルの利益は、ゆうに10億円を超える。その方法や理念を教える会員制オンラインスクール(現在は元生徒が代表)も、2011年の創立以来、生徒数は延べ7200人超と盛況だ。

「社会投資のもう一つの良いところは、お金を稼ぐ意義や理由が見つかること。人の役に立っているという理由があれば、そう簡単にはやめられません。結果的に時間をかけて、地に足のついた堅実な投資術が身につくというわけです」

 そんな社会投資活動を竹井さんが始めたきっかけは、故郷・天草と、生まれて初めての海外旅行先であるインドでの体験、そして東日本大震災にあるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情