苦渋の決断の舞台裏「うまい棒」初値上げから1年半…やおきん営業企画担当者が明かす
――明るい話題は。
「ゲームセンターさんの景品として駄菓子の需要は右肩上がりです。景品としてメジャーな雑貨やぬいぐるみ、フィギュアは物価高の影響で仕入れるのが難しくなっていて、そこで駄菓子が注目されているのです。お客様も、景品の価値(値段)が分かりやすい。しかも、お店によってはUFOキャッチャーで比較的に取りやすくなっています。
コロナ禍が明けたことで、各地で様々なイベントが開催されるようにもなりました。その際の景品やプレゼントにも重宝していただいています。同様に親族の集まりやクリスマス会、学校の行事なども復活しましたからね。これから苦しい部分もありますけど、なんとか業界全体で駄菓子を盛り上げていけるようにやっていきたいです」
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■インタビュー本編は12月29日発売の日刊ゲンダイ新春特別号に
やおきんはうまい棒をメインに様々なキャンペーンを実施するなど、駄菓子離れが進む子供たちへのアプローチにも余念がない。