ゼリア新薬vsツムラ 健康増進に役立つ新薬で知られる2社を比較

公開日: 更新日:

 年を重ねると、体の不調がアチコチに出てきます。膝が痛い、腰が重たい、目が見えにくい、食欲がない、だるい……。さまざまな症状がありますが、医者に行くほどでもない。そんなときは、ドラッグストアに行ってちょっと楽になりそうなクスリを探すという人は多いでしょう。

 今回は、医薬品業界のなかで漢方薬など健康増進に役立つ製品を扱う「ゼリア新薬工業」と「ツムラ」の社員待遇を比較してみます。

 ゼリア新薬は1955年設立。59年に関節痛や腰痛などに効能があるとされる「コンドロイチン」を発売しました。現在は「コンドロイチンZS錠」の名前で親しまれています。肝臓機能の改善薬「ヘパリーゼ」シリーズ、便秘薬の「ウィズワン」なども発売しています。

 ツムラの創業は1893(明治26)年。東京・日本橋で津村順天堂として開業し、婦人薬「中将湯」を売り出しました。医療用漢方製剤の「ツムラ葛根湯」など、この分野の国内シェアは8割を超えます。一般用では肌トラブルや肥満、尿トラブル、ストレスなど症状に合わせた漢方薬を揃えています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  2. 2

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  3. 3

    大阪万博は値下げ連発で赤字まっしぐら…今度は「駐車場料金」を割引、“後手後手対応”の根本原因とは

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    フジテレビ問題で中居正広氏が反撃…問われ始めた第三者委員会の信頼性

  1. 6

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ

  2. 7

    大阪万博はやっぱり赤字?1日あたりの入場者は初日を超えられず…開幕1カ月のしょっぱすぎる収支報告

  3. 8

    大阪万博でも問われているメガイベントの是非 都市論の専門家が突き付ける「ジェントリフィケーション」問題とは

  4. 9

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  5. 10

    大阪万博GW集客伸びず…アテ外れた吉村府知事ゲッソリ?「素晴らしい」と自賛も表情に滲む疲れ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  2. 2

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  3. 3

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  4. 4

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  5. 5

    所属先が突然の活動休止…体操金メダリストの兄と28年ロス五輪目指す弟が苦難を激白

  1. 6

    国民民主党・玉木代表は今もって家庭も職場も大炎上中…「離婚の危機」と文春砲

  2. 7

    「嵐」解散ツアーは売り上げ500億円? オイオイ、どんだけ儲けるつもりだよ

  3. 8

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 9

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  5. 10

    「キャロル」でのジョニー大倉の先見性とボーカルはもっと評価すべき