機密費と情報公開 上脇博之氏が語る政治資金問題の本質

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自民党には15億~17億円の使途不明金

10年かけて扉をこじ開けたが、上脇氏は「実際に開示されるまでは安心してはいない」と語る/(C)日刊ゲンダイ

 開かずの扉が開いた――。最高裁第2小法廷で1月19日、画期的な判決が出た。時の政権が無条件で使える内閣官房報償費(官房機密費)の使途をめぐり、大阪市の市民団体が関連文書の開示を求めた裁判で、これまで非公開とされてきた文書の一部について初めて公開を認める判断を下したのだ。領収書の…

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