死を前にした西郷隆盛に届いた山県有朋からの情理の書簡
西郷は敗戦を覚悟して城山に立てこもった時に、どのような心境だったのか。無論それはわからないが、いくつかのことは想像できる。例えば、いつの日か新政府に抗して立ち上がらなければならない時があっただろう、それまでは隠忍自重の日々だったのにとの思い。あるいは無念にも今は敗者の側にあって…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り732文字/全文872文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】