岸田政権“内閣支持率22%”でも存命の摩訶不思議…自民党内からも「寂として声なし」の体たらく

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 もう見慣れてしまった世論調査の岸田低支持率。19日の朝日新聞でも内閣支持率22%と低迷中。裏金問題では「派閥幹部の説明は不十分」が90%、裏金議員の「政治活動に使ったから納税しない」に納得できない91%。

 ふつうなら自民党内から支持率回復のために、岸田首相を支えたり、逆に岸田降ろしの動きがあっても不思議ではない。

「これまでの自民党では若手が突き上げたものですが、今は、目を付けられると次の選挙で不利になると首をすくめています」(若手議員)

■「ポスト岸田」を出さずに静観

 一方、派閥は疑似解消したけど、麻生副総裁や茂木幹事長が相変わらず幅を利かせて「ポスト岸田」を出そうとせずに傍観中。世論調査ではいつも「次の首相」に石破元幹事長や河野デジタル相、小泉元環境相の名前が挙がるが、世論調査の人気者が首相になったタメシはない。

 かくして支持率ゼロでも岸田政権は続く……。

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