金儲けのために女性や子どもの生き肝を取った男
日露戦争後の犯罪で、明らかに戦争の影響を受けている事件をもうひとつ挙げておこう。平時なら起こりそうもない事件と言えようか。人体を傷つけることをなんとも思わないケースである。やはり戦争の終わった年(明治38年=1905年)の7月と翌年3月に同一犯人によって引き起こされた事件である…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り973文字/全文1,113文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】