国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ
「103万円の壁」はどうなる?
石破首相が維新の要望を、ほぼ「丸のみ」したことで焦っているのが、国民民主だ。はやくも「維新とまとまるなら、うちと協議しなくてもいいだろう」と神経をとがらせている。実際、維新の会が予算案に「賛成」するなら、野党第3党の国民民主は用済みである。
「維新との間で話がついたなら、自民党が、国民民主に対して強気に交渉できるようになるのは間違いない。国民民主が要求している『103万円の壁』の引き上げも、せいぜい150万円程度でしょう。支持率がピークアウトしはじめた国民民主にとっては、これは痛手です。ヒーロー気取りだった玉木代表が、どんな対応をするのか見モノです」(自民党事情通)
「103万円の壁」について、国民民主は最後まで「178万円」を求めるのか、それとも妥協するのか。
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世論調査では壁引き上げに賛成が多く、国民民主は政党支持率も高いが、永田町では存在感が低下。このまま用済みになってしまうのか。●【もっと読む】●『“ゆ党”国民民主は焦り明らか…「103万円の壁」めぐり自公は塩対応のまま、予算案では立憲が揺さぶり』で詳報している。