静かに始まった反トランプのレジスタンス…2.17「大統領の日」には抗議行動が全米で同時開催
主催した「Party for Socialism and Liberation(社会主義と解放の党)」の女性は、「トランプ政権と彼の億万長者の仲間たちが、アメリカ経済と社会にとって非常に重要な移民コミュニティーを、恐怖に陥れていることに抗議する」と訴えた。
こうしたデモや集会が全米で沸き起こっている。ニューヨーク市内でわかっているだけでも、8日(土)に未成年トランスジェンダーへの医療禁止に対する抗議集会が開かれ、15日(土)にはガザ住民の強制移住に抗議するデモもあった。
怒りの矛先はトランプだけではない。同じ15日(土)テスラのショールーム前で、政府効率化省として連邦職員の大量解雇の大なたを振るう、イーロン・マスクへの抗議が行われた。17日(月)は「大統領の日」の祝日だが、「あなたは私の大統領ではない」と題された抗議行動が、全米で同時開催された。
その規模は今のところ小さなものがほとんどだ。しかしトランプ当選以降、影をひそめていたこうした抗議の動きに、希望を見いだす者も少なくない。