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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

静かに始まった反トランプのレジスタンス…2.17「大統領の日」には抗議行動が全米で同時開催

公開日: 更新日:

 主催した「Party for Socialism and Liberation(社会主義と解放の党)」の女性は、「トランプ政権と彼の億万長者の仲間たちが、アメリカ経済と社会にとって非常に重要な移民コミュニティーを、恐怖に陥れていることに抗議する」と訴えた。

 こうしたデモや集会が全米で沸き起こっている。ニューヨーク市内でわかっているだけでも、8日(土)に未成年トランスジェンダーへの医療禁止に対する抗議集会が開かれ、15日(土)にはガザ住民の強制移住に抗議するデモもあった。

 怒りの矛先はトランプだけではない。同じ15日(土)テスラのショールーム前で、政府効率化省として連邦職員の大量解雇の大なたを振るう、イーロン・マスクへの抗議が行われた。17日(月)は「大統領の日」の祝日だが、「あなたは私の大統領ではない」と題された抗議行動が、全米で同時開催された。

 その規模は今のところ小さなものがほとんどだ。しかしトランプ当選以降、影をひそめていたこうした抗議の動きに、希望を見いだす者も少なくない。

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