N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不明
■「事実でない証拠が集まっていき、それが事実かのように報道されていく」発言の真意は?
そこで奥谷謙一委員長(39)が、24年10月24、25日開催の証人尋問について、<知事選挙への影響を考慮する必要があるため、2日間とも非公開(秘密会)とする。終了後の記者会見及び内容の取材にも応じない>とする試案について賛成、反対を求めると、増山氏は明らかに非公開について賛成の挙手をしていたのだ。
証人尋問の非公開を支持しながら、その音声データを秘密裏に外部に提供して「県民に正しい判断をしてほしいと考えた」というのは、全く意味不明ではないか。
ちなみに24年6月27日の同委員会会議録を見ると、増山氏は別の百条委員が作成したアンケートについてこう発言していた。
「この百条委員会という重要な会議に、(会議録では実名)委員の作成した私的なアンケートを提出しようということ自体がおかしいと考えている。どういった経緯で誰に対してアンケートを取ったものなのか、本委員会で実施要領も承認されていない私的なアンケートになっている。このような私的な文書は、今回の告発文について我々委員が何らかの判断をするに当たって、参考とする価値のないものだと思う」