スケートW杯で優勝も…ソチ五輪内定の長島に“落とし穴”

公開日: 更新日:

 長島にはスタート時に上体を起こす癖があり、フライングを取られる可能性がある。スピードスケートは陸上の短距離と同様に1回のフライングで即、失格。判定は年々、厳しくなっており、フライング判定機を用いる陸上と違って、スターターの判断にも左右される。

 実際、長島は今年10月のW杯出場選考会を兼ねた全日本距離別選考会で、号砲が鳴る前に上体が動いたと判断されて失格になった。本来なら国内大会を勝ち上がって12月のソチ五輪代表選考会に出場しなければならないが、過去の実績を考慮されてW杯出場権を得た。

 バンクーバー五輪1000メートルではスタンドの観客が吹いたとみられる笛をフライングを知らせる合図と勘違いし、スタートにつまずいて惨敗した。

 金メダル候補は今後、フライングの呪縛とも戦っていかなければならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い