「稼ぎ時は20日まで…」 統一球回収で乱打戦ジ・エンド

公開日: 更新日:

「22日には適合品と入れ替えさせていただくつもりです」

 15日、プロ野球で使用する統一球が飛びやすくなっている問題で、ミズノが謝罪会見。水野明人社長以下、幹部、開発担当者が頭を下げた。

 ミズノが発表した飛び過ぎの原因は、要するにこうだ。
<昨年12月に中国・上海の自社工場で作った『統一球』は、冬場で気候が乾燥していた関係もあり、素材の毛糸の含水率(水分の割合)が低くなる傾向があった。加湿器のある場所でボールを保管していたが、加湿器の水が足りなくなる恐れがあるため、一日中は稼働できない。乾燥した毛糸でボールを作ろうにも、従来の糸量だと規定の重量に足りなくなる。糸の量を増やして重さを“水増し”したが、規定のサイズは守らないといけない。その分、強く縛って圧縮した結果、ボールが硬くなって反発力が高まり、飛びやすくなった>

 担当者は、「含水率がなぜ下がったのか、硬さとの関係がまだつかめていない」としたが、作り方がズサンだったと指摘されても仕方あるまい。

■22日には適合品と入れ替え

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”