マゲ結って人気に拍車…相撲協会の「遠藤頼み」に周囲の妬み
等身大のパネルを設置
男の嫉妬ほど見苦しいものはない。大相撲五月場所4日目、幕内遠藤(23)が新横綱鶴竜を破り、3勝1敗。「立ち合いで立ち遅れないように自分から向かっていく感じで。(突っ張りは)組んでも勝てないと思ったから」と話した遠藤。入門8場所目の金星は史上2番目の早さだ。
今や大相撲は遠藤一色。出世に髪が追いつかずにザンバラ髪だったのが、ようやくマゲを結えるようになったこともあり、スポーツ紙も「遠藤初マゲ」と大はしゃぎだった。
永谷園のCMに出演し、イベントでも引っ張りだこ。今場所から国技館の入り口には等身大の「お姫様抱っこパネル」まで設置された。遠藤に抱き上げられている着物姿の女性の顔の部分がくりぬかれており、記念撮影ができるというものだ。
■女性ファン獲得に躍起
ところが、角界ではそんな遠藤の評判がよろしくない。ある角界関係者が言う。
「今や横綱をしのぐ人気があり、巡業先でも押した手形の数は横綱以上。『なんでアイツばかり』という声も多く、ある力士は『相撲は顔じゃねえよ』と吐き捨てていた。多忙のあまり先輩力士への挨拶を怠ることもあり、そんな姿も生意気、調子に乗っていると受け取られてしまっている」