和田監督が手を叩いて喜ぶ 阪神・上本の驚異的な回復力
5月初の連勝より
指揮官はこっちの方がうれしいはずだ。
阪神は18日のDeNA戦でゴメス、鳥谷の本塁打と代打新井良の貴重な2点適時打で勝利。5月に入り初の連勝で気分よく交流戦に突入できる。
和田監督は、「交流戦はわからないもの同士の戦いだが、パ・リーグの打者は積極的に打ってくる。うちの打者も待たずに、振って、振ってタイミングを取っていきたい」と語った。
そんな積極攻撃に欠かせない「リードオフマン」が帰ってくる。3日のヤクルト戦の守備中に右手親指を骨折した上本が17日の二軍戦(対オリックス)から実戦復帰。骨折した親指にはテーピングはしているもののプレーに支障はなく、20日のオリックス戦から合流可能だ。
■二軍落ちでチームも失速
開幕3試合目に西岡が守備の際に福留と激突。戦線離脱した後、代役の上本は攻守にわたって大活躍。自身もケガで戦列を離れるまでの31試合で打率.336、出塁率.436。4月の快進撃(18勝10敗)を支えたが、上本がベンチから消えるとチームは6勝7敗と失速した。