コスタリカ「大波乱」連発 ウルグアイに続きイタリアも撃破!
代表チームの指揮を執るピント監督(61)は、2011年9月に就任。直後から守備中心の戦術を採用している。当初は「守ってばかりでは勝てない」と国内のサッカー関係者やファン、選手からも采配を批判され、今大会直前の日本戦(親善試合)では1-3の逆転負けもあった。
しかし、ピント監督は「戦力が劣るチームはまず失点しないことが大事」という信念を貫き、選手たちを説得。戦術を浸透させてきた。90年大会以来、実に24年ぶり2度目のグループリーグ突破を決めた指揮官は試合後、胸を張ってこう言い切った。
「今日も我々が試合をコントロールできた。これが我々のスタイルだ。この結果は期待していたとおり。強豪チームに勝てて本当に嬉しい」
攻撃重視のチームを作って点が取れない日本代表は、コスタリカを見習うべきだ。