ジャイアンツがWS進出 日系4世イシカワがサヨナラ3ラン
サンフランシスコ・ジャイアンツが、劇的なサヨナラ勝ちで2年ぶり23回目のワールドシリーズ進出を決めた。
サヨナラ劇の主役となったのは日系4世のトラビス・イシカワ外野手(31)だ。3-3の同点で迎えた九回1死一、二塁から相手の3番手右腕ワカの154キロの直球を右翼スタンドに運ぶサヨナラ本塁打。右翼後方にあるサンフランシスコ湾にまで届く「スプラッシュ・ヒット」にはならなかったが、打った瞬間に分かる特大の一発だった。
殊勲打を放ったイシカワは一塁に走りながら大きなガッツポーズ。ホームベースを踏むと、ナインにもみくちゃにされるなど、手荒な祝福を受けた。MVPはエース左腕のバムガーナーが選ばれた。
なお21日(日本時間22日)から始まるロイヤルズとのワールドシリーズは、「ワイルドカード」同士の対戦となった。