元凶・原監督の身代わりは…巨人3連敗でコーチ陣“粛清”必至

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 17日の試合前、東京ドームの一塁側ベンチに清めの塩が盛られた。球団関係者がマウンドやホーム周辺、各ベース付近にまでまく念の入れよう。練習から引き揚げてきた原監督(56)は、「何? 塩? もっといっぱい置かなきゃ」と冗談交じりに言ったものの、悪い流れはこの日もまったく変わらなかった。

 幸先良く2点を先制しながら、好投を続けていた先発の杉内を六回途中89球であっさり降板させると、直後に西村が追いつかれ、2-4の逆転負け。指揮官の明らかな継投ミスで3連敗を喫した巨人は、アドバンテージを含め1勝3敗。日本シリーズ進出へ阪神に王手をかけられた。

 照準を定めていたはずの短期決戦で、この体たらく。原監督はこの日、2点を追う八回2死一、二塁で代打セペダを起用して好機を潰した。初戦でも無死満塁のチャンスでセペダを使い、併殺打でファンのため息を誘った。シーズンで使い物にならないことがハッキリしているセペダにこだわる原采配は理解に苦しむが、そんな指揮官は来季まで契約が残っているから安泰。代わりに、リーグ3連覇で「無風」と見られていたコーチ陣はただでは済まない。

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