「オフトレ」「ボール変更」が裏目? 石川遼が初戦予選落ち
【ヒューマナ・チャレンジ】(米カリフォルニア州・PGAウェスト・ニクラスC=6924ヤード・パー72)
1カ月半ものオフは一体何をやっていたのか――。石川遼(23)が今年最初の試合でいきなり予選落ち。
アマチュアと一緒に異なる3コースをプレーする変則大会の3日目、75位発進の石川は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの「70」。通算6アンダーはカットラインに2打及ばず、85位。
「1番で(ティーショットが)ロストボールになってダブルボギー。でも悪かったのはそれだけだったと思う。いいパットを打っても入ってくれなかったのが残念だった。まだ今年は始まったばかり。収穫もあったので、また次を頑張る」(石川)
石川は昨年12月10日、オフトレのため沖縄入り。後輩プロやアマチュアら男女総勢16人で合宿を張った。
今大会前には「ここが新たな開幕。ワクワクしている。優勝を目指して今シーズンはやりたい」と抱負を語ったが、何の成果も見られなかった。昨年大会は3日目終了時点で12アンダー(4日間終わって17アンダー25位タイ)だったが、今年は3日間6アンダーだから、昨年よりも下手になっている。ゴルフジャーナリストの早瀬利之氏がこう言う。