ラウドルップもリスト外 アギーレ後任報道の“正しい読み方”

公開日: 更新日:

 もうひとつは「八百長が横行していると言われる国の出身者、もしくは監督経験者」も除外されている。もちろん八百長疑惑で告発が受理されたアギーレ前監督と“同じ轍を踏まない”ためである。

「アギーレ解任に関係して、かつてスペインでプレーした川崎FW大久保が『海外だったらこういったこと(八百長)もあるし、オレの時にもあった』と話していたが、技術委員会としてはアギーレの八百長疑惑がスペインリーグの監督時代というのがネックになり、スペイン人監督とスペインリーグ経験者、あとは06年に八百長の一大スキャンダルが発覚したイタリア人監督とセリエA経験者も、技術委員会のリストから消えてなくなった」(前出の関係者)

 技術委員会は、今月20日前後には後任監督と仮契約を済ませて「できるだけ多くのJリーグ(3月7日開幕)を視察してもらい、同月27日と31日の親善試合では、思う存分に采配を振ってほしい」と考えているという。タイムリミットは10日ほど。果たして諸条件を満たした大物外国人監督を連れてくることはできるのか――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  2. 2

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 3

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  4. 4

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

  5. 5

    中国企業が発表した「ナトリウムイオン電池」の威力…リチウムイオン電池に代わる新たな選択肢に

  1. 6

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  2. 7

    永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?

  3. 8

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  4. 9

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  5. 10

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機