聖子妊娠に「裏取れ」ツイート 仰天逸話が語るダルの“価値観”
「彼は周りの目を気にしないし、周りに流されない。世間で言われているのはこうとか、フツーに考えたらこうとか、そういう価値観が彼のアタマの中にはない。彼の中でこう、これが正しいんだと思ったら、それが判断基準になる。思ったことは素直に口にするし、行動に移すんです」
こう言うのは、ダルビッシュ有(28=レンジャーズ)の東北高校野球部時代の先輩のひとり。ダルがブログで、かねて交際していたレスリング元世界女王・山本聖子(34)の妊娠を公表したことを受けてのことだ。
妊娠を公表しながら「入籍等は未定」にはちょっと驚きだが、騒動になった山本聖子の“離婚300日問題”に関してもツイッターで<×妊娠6ヶ月以上→○妊娠4ヶ月>と堂々と一蹴したから、二度ビックリ。
でも前出の先輩はそれすら「彼らしい」と笑う。なぜなら、東北高時代のダルの“異端”ぶりを知っているからだという。
■大舞台の甲子園ですら特別ではないという感覚
高校球児にとって、甲子園は特別な場所だ。が、ダルは違った。高2の夏、3年生とともにエースとして甲子園に出場。当時、腰痛を抱えていたダルは、初戦の二回に2失点。ベンチに戻って、監督から「代わるか?」と声を掛けられるなり、「代わります」と降板した。普通なら、腰が多少痛くても「いけます」とこたえるだろう。自分がエースで、チームに先輩がいればなおさら。まして舞台は甲子園だ。