ユーベ戦はまたベンチ 香川は代表でレギュラーを張れるのか

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 ドルトムントFW香川真司にしてみたら、CL決勝トーナメント1回戦第2レグのユベントス戦(日本時間19日午前4時45分キックオフ)で目に見える結果を残し、日本代表ハリルホジッチ新監督に存在感をアピールしたいところ。だが、先発メンバーから外れた香川は、第1レグに続いてベンチスタートとなった。

 試合は香川にとって有利な展開だった。開始早々にユベントスFWテベスの強烈ミドルシュートが決まり、前半を0-1で折り返したドルトムントは、攻撃系の選手を送り出して巻き返したい。ところがクロップ監督は後半からMFキルヒを送り出し、63分にはFWラモスとMFブワシュチコフスキを同時投入。

 この時点で香川の出番はなくなった。

「ハリルホジッチ新監督は、就任記者会見で『2、3年前、ある選手はもっと良い選手だった』とコメント。名指しは避けたとはいえ、香川を指しているのは明白。現状では“平凡な選手”と言ったも同然だし、ハリルホジッチ自身、ドイツ国内リーグでのプレーを見る限り、香川の再生はなかなか難しいと考えている節があって27日のチュニジア戦、31日のウズベキスタン戦の2試合とも出番なしに終わったら、それ以降、香川は日本代表からお呼びが掛からなくなる可能性もある」(サッカー記者)

 19日発表の代表メンバーには選出された香川。21日には敵地でのハノーファー96戦を控えるが、ひょっとするとその一戦が香川にとって最後のチャンスになる可能性もある。

 いよいよ正念場だ。

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