不可解な控訴断念 水泳・冨田の“優柔不断”に支援者も呆れた

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「結局、やったんだろ」

 ネット上にはそんな“声”があふれている。

 昨年9月の仁川アジア大会で韓国メディアのカメラを盗んだとして、韓国・仁川地裁から有罪判決を受けた競泳男子元日本代表の冨田尚弥(26)が昨4日、「これ以上闘っても意味がない」と控訴しない意向を示した。裁判で一貫して無罪を主張。この日も改めて「納得できないことはたくさんある」と言いながら、「有罪のままで終わろうと思います」と自ら潔白を証明する機会を放棄するというのだから、確かに不可解ではある。

 代理人の國田武二郎弁護士も出演したテレビでこう言っていた。

「(有罪判決が出た先月28日以降)この1週間、可能性があるなら最後まで闘おう、1%でも可能性に賭けようと話し合ってきたが、本人が勝たなきゃ意味がないということで……。きょうの会見のぎりぎりまで意思を確認しましたが、こういう結果になりました」

 冨田の決断に困惑の色がありありなのだ。

■周りが必死なのに肝心の本人が…

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