阪神・藤浪 「3年連続2ケタ勝利」で気になる“来季の年俸”
高卒1年目から3年連続2ケタ勝利といえば、あのダルビッシュ有(日本ハム)や田中将大(楽天)ですら達成できなかった快挙。さかのぼれば01年の松坂(西武)以来、阪神では1969年の江夏以来という記録を達成したのが藤浪晋太郎(21)だ。
14日のヤクルト戦に先発、7回を4安打2失点に抑えて10勝目(5敗)。打っては四回、勝ち越しの2点適時打を放った。
1年目に1500万円だった年俸は2年目に4500万円、3年目の今季は8500万円まで上がったが、今オフはどれくらいまでアップするのか。
最近の阪神は、なにしろ高卒の若手選手が育ってない。江夏以来の快挙となると、球団内には比較すべき過去のモデルケースもない。
「ただ、球団としては同期でやはり高卒1年目から活躍する大谷翔平(日本ハム)をまったく意識しないわけにはいかないでしょう」とは阪神担当記者だ。
その大谷は1年目が1500万円、2年目は倍増の3000万円、投げて11勝、打って10本塁打の去年は一気に1億円の大台に乗った。今季は打者として振るわないものの、投手タイトルを総ナメにする勢いで2億~2億5000万円までハネ上がるという声もある。