肩違和感で緊急降板のオリ金子にブーイング起こらないワケ
残留したのも納得だ。
1日の楽天戦に先発したオリックスのエース、金子千尋(31)が四回途中に右肩違和感で緊急降板した。7月には首の違和感で降板しており、アクシデントは2回目。今季はオフに行った右ヒジ手術の影響で初登板が5月と出遅れただけに、チームに迷惑をかけっぱなしだ。
金子は昨オフ、FA宣言で阪神と古巣を天びんにかけたが、残留は大正解だろう。仮に阪神で同じ体たらくとなれば、ファンからブーイングの嵐。当初ほのめかしていたようにポスティングでメジャーに行こうものなら、メディアからも袋叩きにされる。
話題性と人気で劣るオリックスならば、ケガだろうが何だろうが非難は最少限。金子は「賢い」選択をしたということだ。