ソフトバンク独走Vも右肩手術で登板なしの松坂と電話で話した
プロ野球のパ・リーグはソフトバンクが独走で優勝した。
思うのは9年ぶりに日本球界に復帰した教え子の松坂大輔(34)のことである。年俸4億円プラス出来高払いの3年という大型契約でソフトバンクに加入。しかし、先月18日に右肩を手術し、一軍登板のないまま今季を終えようとしている。鳴り物入りで入団しながらチームはぶっちぎり。さぞ歯がゆい思いをしていることだろう。
手術の前後に本人から連絡があった。2カ所ずつ軽症と重症の部位があったそうだが、手術は成功したという。そして松坂はこう言った。
「球団も了承してくれているので、自宅があるアメリカでリハビリをしようと思っています」
松坂は米国に自宅があって家族が暮らしている。気持ちは分かるが、私は反対した。本来なら本拠地の福岡でリハビリをするのが筋。ただでさえ一度も投げていないのに、シーズン中に米国に渡れば、逆風が強くなることが予想されるからだ。
「おまえ、非難されるぞ」