球団の「意気込み」は現在福岡県筑後市に総工費60億円超をかけて建設を進め、来春から二、三軍が使用するファーム新施設からも伝わってくる。
敷地面積がおよそ7万平方メートルを誇るこの施設には、野球場2面(メーン、サブ)に加え、屋内練習場、クラブハウス、選手寮を完備する予定だ。
「これまで中南米の若手選手は日本の球団より、練習環境と条件がいいメジャーに流れる傾向だったが、この新施設はメジャーのキャンプ地並みの充実度。この施設なら『日本に来たい』という選手も増える。その結果、良質な助っ人が続々と誕生する可能性もある」(前出の関係者)
ソフトバンクの「助っ人工場」は成功するか。