西の大物選手に“火の粉”も…巨人「野球賭博」問題が呼ぶ波紋

公開日: 更新日:

 巨人に端を発した今回の野球賭博騒動。他の11球団にとっても「対岸の火事」では済まなくなってきた。

 阪神の峯本チーム運営部長は8日、野球賭博問題を受け全選手、首脳陣および球団職員への聞き取り調査を開始したことを明らかにした。

「各球団とも危機感を抱いている何よりの証しですよ」と、さる球界事情通がこう続ける。

「多くの球団はフロントや親会社に警察OBを天下りさせるなど、警察と強力なパイプを築いています。内部の人間がその筋とトラブルを起こしたときに丸く収めたり、モミ消したりしやすいからです。ドラフトで獲得を狙っている新人選手の両親の素性を調べたり、次期監督候補の身体検査をすることもある。そういった警察OBや警察関係者がいま、自分の所属球団や懇意にしている球団の選手に野球賭博に関係しているのがいないか、警察ルートを使って本格的に調べ始めたというのです。もし、危ない選手がいれば、自分の落ち度ということになりかねませんからね。それこそ血眼だといいます。で、複数の警察OBの情報網に引っ掛かったというか、野球賭博につながっている可能性が高いと浮上したのが西の方の球団でプレーする大物選手だと聞きました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  3. 3

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  1. 6

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  2. 7

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  3. 8

    なぜ阪神・岡田監督は大炎上しないのか…パワハラ要素含む「昭和流采配」でも意外すぎる支持

  4. 9

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  5. 10

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる