ロイヤルズ地区S“逆王手”に貢献 主砲ホズマーのモテっぷり
メジャーを代表するモテ男が崖っぷちのチームを救った。
ア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)は12日(日本時間13日)、王手をかけられていた昨季の覇者ロイヤルズがアストロズを下し、対戦成績を2勝2敗の五分とした。
負ければリーグ連覇が断たれる後がない状況で頼りになるのは主砲エリック・ホズマー一塁手(25)のバットだった。
4点を追う八回、無死満塁から右前へ適時打を放つなど、チームはこの回、5者連続安打に相手の失策もあり5点を奪って勝ち越しに成功。九回にはダメ押しの2ランを放って主砲の存在感を見せつけた。
リーグ優勝決定戦進出に望みをつなげたホズマーは「絶対にあきらめないという姿勢で臨んだ。きょうのような戦いこそが王者の証しだ」と興奮気味に話した。
アメリカン・ヘリテージ高(フロリダ州)から08年のドラフト1巡目で入団。11年に一塁の定位置を確保した。大舞台に強く昨季はポストシーズンで打率3割5分1厘、2本塁打、12打点と爆発し、ワールドシリーズ出場に貢献した。勝負強さを評価されて5年目を迎える今季開幕前(2月)には2年総額1390万ドルで契約延長した。