“金本2世”と評判のオリ1位吉田 父が語る「重量バット伝説」

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 オリックスドラフト1位・吉田正尚(22)は大学2年で大学日本代表に選ばれ、4年時には「ジャパンの4番」を任された。身長173センチと小柄ながら「金本2世」といわれるスイングスピードの速さで、プロのスカウトをうならせた。1年目から即戦力の期待がかかるスラッガーだ。

 そのヒントは、少年時代の練習にあった。

 正尚は、小学3年生から少年野球を始めた3つ年上の兄・正仁さんの影響で、幼稚園に通う頃から一緒に球拾いをしていた。ボール遊びや体を動かすことが大好きで、小学校入学と同時に本人も野球チームに入った。

 他の子どもたちと違って、家に閉じこもってゲームをすることはほとんどなかった。少年野球の練習が休みの日は、近所の公園で缶蹴りをしたりかくれんぼをしたり、わんぱく少年だった。

 とにかくボールを遠くに飛ばすことだけは、誰にも負けなかった、いや負けたくなかった。無類の負けず嫌いで、少年野球から帰ってからも父親にねだって買ってもらった防球ネットに向かい、来る日も来る日もバットを振り続けた。

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