米での実績に?印…虎竜が獲得「新助っ人打者」の破壊力は

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 来季への巻き返しを期する阪神中日が揃って新助っ人獲得を発表した。

 今季は3位に終わり、金本新監督が誕生した阪神は、解雇したマートンに代わる中軸候補としてマット・ヘイグ(30=前ブルージェイズ・右投右打)と1年8000万円で契約。ポジションは主に三塁、一塁。外野も守れるそうだが、今季は固定できなかった三塁起用が濃厚だ。

 メジャーでの実績は乏しく、通算43試合で本塁打は0本。一方、3Aでは今季リーグMVPを獲得。136試合で、打率.338、11本塁打、92打点の成績で、177安打はリーグ最多だった。メジャーに詳しいスポーツライターが言う。

「今季は全596打席で65三振。何でもかんでも振り回すタイプではなく、61四球なら選球眼も悪くない。全体的に速球、変化球の空振り率も高くなく、広角に打てて、ある程度のアベレージは稼げるでしょう。ただ、3Aで11本塁打とパワー不足。これがメジャーで定着できない理由の一つだった。長打がないといわれたマートンですら、06年にメジャーで13本塁打。打率3割は打ったとしても、10本塁打程度と見ている。一発がないため、ライバル球団からすれば、怖さはないでしょう」

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