噂の“裏金顧問”とどう対峙? 相撲協会八角理事長に聞いた
――裏金をもらいながら返したから問題ないだろうという理屈がまかり通る協会の体質に関してはどうお考えですか。
「理事会でそういう問題が審議され、また理事会で事情聴取、危機管理委員会の委員長である宗像氏が調査しまして、その結果を理事会に提出、理事会で承認されたわけですから、協会としましてはもう、その話は終わったのかなと」
――ひとつ疑惑のある人が、他にも、例えば電気工事に関しても似たようなことをやってるんじゃないかとか、カネの流れや使途を改めて調査するお考えはありませんか。
「問題があれば、分かれば、当然、調査しなければならないと思います」
――顧問の正式な肩書はいま、どうなってるんでしょう。
「危機管理顧問でしたけれども、11月の理事会の時に、北の湖理事長がですね、もう少し、名前に重しを付けたいと。いろいろな……職員といいますかね……理事長が言ってるわけではないんですけれども、外部(理事)の人たちが事務局長にとか、そんな話が出ました。結局、北の湖理事長一任ということで、肩書については終わってるんです」