噂の“裏金顧問”とどう対峙? 相撲協会八角理事長に聞いた

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 問題の顧問は北の湖前理事長の右腕といわれた人物。前理事長の威光をかさに協会内で恐怖政治を敷き、貴乃花理事(43=元横綱)をはじめ、危機管理委員会委員長で外部理事の宗像紀夫氏(74=元名古屋高検検事長)らまで懐柔しているといわれる。だからこそ「返したから問題ない」という結論に達したし、裏金顧問を「外部の人たちが事務局長に」との話も出たようなのだ。

――ということは現時点で顧問の肩書は変わっていないと。

「まあ、そういうことですね。いま、ちょっと事情があって出社、出勤していないものですから。私がちゃんと話をしなければならないところなんですけれども。出勤したら、また話し合うつもりです。今後についてですね。肩書等……」――いまは協会の顧問で、正式な協会員ではないと。

「う~ん、その辺も含めてですね、話し合わなければならない。今後についてです」

――公益財団法人は税制上の優遇措置を受けていますから、おカネの使い方についてはなおさらナーバスであるべき。それゆえ理事長も訓示されたと思うのですが、これからもそういうことについてはシビアに……。

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