「禁止薬物」垂涎の市場 ロシアン・マフィアが日本を狙う

公開日: 更新日:

 東京五輪へ向けて、各競技団体が湯水のように金を使い、選手の育成・強化に力を入れている実態は、おそらくマフィアも知っている。選手以上に、メダル取りや入賞のプレッシャーに押しつぶされそうな指導者は格好の獲物だ。

 五輪などの国際大会では、選手から採取した検体の保存期間は10年。東京五輪の日本のメダル数が何個であれ、数年後の再検査で陽性反応が出たら、「クリーン」で知られる日本のイメージと信頼は一気に吹っ飛び、薬物に手を出した当人たちには悲劇が訪れる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド