多すぎる“肩書”が重荷に…JFA田嶋幸三新会長の前途多難

公開日: 更新日:

 日本サッカー協会(JFA)の第14代会長に田嶋幸三・JFA副会長が正式就任した(27日)。

 あわせて新副会長に岡田武史・元日本代表監督、専務理事に岡島正明・元農水省大臣官房長、事務総長に岩上和道・電通顧問の就任も発表された。

 田嶋新会長はJFA初の会長選(1月31日)で選ばれ、対抗馬だった原博実・専務理事(当時)との選挙戦の結果は田嶋氏40票、原氏34票(白票1票)。選挙の後、原氏はJFAを退職した。

「原さんは専務理事にとどまるという観測も流れていたが、田嶋さんは“影響力のある政敵”原さんに対して『専務理事を解く。理事として活動してほしい』と宣告。原さんはJFAを退職し、電撃的にJリーグに転籍してサッカー界を驚かせた」(サッカー記者)

 ともあれ、田嶋新会長は「JFA内に腹心と呼べる幹部がいない」(前出の記者)ともっぱら。しかもFIFA(国際サッカー連盟)理事、JOC(日本オリンピック評議会)常務理事、AFC(アジアサッカー連盟)理事など肩書が多い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  2. 2

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  3. 3

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  4. 4

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  5. 5

    所属先が突然の活動休止…体操金メダリストの兄と28年ロス五輪目指す弟が苦難を激白

  1. 6

    国民民主党・玉木代表は今もって家庭も職場も大炎上中…「離婚の危機」と文春砲

  2. 7

    「嵐」解散ツアーは売り上げ500億円? オイオイ、どんだけ儲けるつもりだよ

  3. 8

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 9

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  5. 10

    「キャロル」でのジョニー大倉の先見性とボーカルはもっと評価すべき