理事長選の敗因? 貴乃花派に故北の湖氏“遺言”改ざん疑惑

公開日: 更新日:

■大差で敗れた原因

 別のある親方がこう言った。

貴乃花一派は今回の理事長選でも亡くなった北の湖親方を利用してますよ。『貴乃花が後を継ぐのはオヤジ(北の湖前理事長)の遺志』と言って、八角支持の理事を籠絡しようとしたのがいたと聞きましたから。言われた理事もさすがにおかしいと、貴乃花一派の人たちに不信感をもったといいます。支持を得るどころか、逆に貴乃花親方が大差で敗れた原因になったとすら思いますね」

 北の湖前理事長の強い希望でもあった「次は八角」をはしょって、さも自分たちが後継ぎのように喧伝したとすれば、それこそ「遺言」の「改ざん」になる。

 相撲協会は30日、大阪で理事会と年寄総会を開き、八角理事長以下新体制の職務を決めた。これまで協会常勤で総合企画部長などを務めた貴乃花理事は巡業部長に。先の理事長選で貴乃花理事を推薦した山響理事(45=元幕内厳雄)は教習所長に。貴乃花一派の理事がひとりも執行部に入れなかったのは自業自得というしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった