バレてしまったすれ違い 帰国の松山にJGTOが接触できず
「JGTO(日本ゴルフツアー機構)は、松山側に出場要請を打診できなかったようです。どうやら帰国するかどうか、スケジュールの把握もできていなかったため、何のアプローチもできなかった。せっかく青木功さんが新会長に就任したのですから、松山だって昔からかわいがってもらっている青木さんに頼まれたら首を縦に振るしかなかったはずです。たまたまこういう形で日本にいることが公になりましたが、初めから松山に日本ツアーに出場する気などなかったということです」(マスコミ関係者)
要するに松山とJGTOとの間に太いパイプがないことが、図らずもバレてしまった出来事だったわけだ。
海外で活躍する松山をフルに活用できなければ、人気選手不在の日本ツアー活性化は不可能だ。松山とJGTOが互いにソッポを向いているようでは男子ツアー低迷はずっと続く。