虎ファンと金本監督安堵…主将・鳥谷大当たりで雑音封じ

公開日: 更新日:

 虎の主将が大当たりだ。

 22日の広島戦で、5番に座った鳥谷が今季初本塁打を含む2安打6打点(2犠飛)の大活躍で勝利に貢献。「チャンスだったので思い切りいった。勝てたのがよかった」と話した。

 昨オフ、就任直後の金本監督に監督室へ呼ばれ、「おまえが変わらないとチームは変わらない。すべてが物足りな過ぎる。数字、気持ち、言葉、すべてにおいてもっと前面に出せ」と、伝えられた。キャンプでは率先してチームを鼓舞し、「野手MVP」にも選ばれたが、開幕から大不振に悩まされていた。

「試合開始前までの打率は・205、0本塁打、6打点。長打力アップを図るため、金本監督の指導により、以前の右足を上げる打法に戻したが、タイミングを取るのに苦労している様子だった。打撃不振が影響してか、自慢の守備でもミスが目立っていた。ただ、この日の本塁打は力強いスイングだった。徐々にだが、タイミングが合うようになってきたのだろう」(他球団スコアラー)

 鳥谷は現在、歴代3位の1632試合連続試合出場中。今季、全試合に出続ければ、来季開幕直後に歴代2位の金本監督の1766試合の記録を追い抜くことになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  5. 5

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  1. 6

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  2. 7

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  3. 8

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  4. 9

    朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方