ハム大谷が本音を吐露 「ホームランより勝ち星が欲しい」
と、中田。
圧巻の打撃練習を終えてケージを出てきた大谷に声をかけました。
■肉体改造の影響は「ない」
――すごいね。中田も感心してたよ。
「そうですか? ありがとうございます」
――投手をやりながら、ここまで8本塁打。中田は5本だっけ? 4番にバッティング教えてあげなよ。
「いやいや。でも、勝ち星が欲しいです。ホームランもいいですけど、ピッチャーとして勝つ方が今のボクには大事。迷惑かけてますので」
規定打席にこそ達してないものの、打率.342の8本塁打。わずか85打席での数字ですから、本塁打率では210打席16本塁打でリーグトップの西武メヒアをはるかに上回ります。対照的に投手としては、ここまで9試合に登板して2勝4敗の防御率3.02。苦戦が続いています。15勝5敗で初の最多勝に輝いた昨季は防御率2・24、勝率・750で投手タイトル3冠を獲得。その昨年から、体重を約10キロ増やしたオフの肉体改造が投手としてはマイナスになっているのでは、との声もあります。