男子が目指す「200m19秒台」日本選手権で達成の現実味は

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 リオ五輪代表選考を兼ねた、陸上の日本選手権(名古屋)が24日開幕。陸上短距離は、100メートル(24日予選、準決勝、25日決勝)で10秒01の記録を持つ桐生祥秀(20)の10秒切りが注目されている。100メートルと200メートル(25日予選、26日決勝)に出場するはずだったサニブラウン・ハキーム(17)は、左太もも違和感で欠場となった。

 陸上競技の「花形」といえば100と200だが、以前から陸上界では、100の9秒台と200の19秒台を比較して、その「価値」や難易度が論じられてきた。

 国内に限れば、100と200の記録は、それぞれ10秒00(98年・伊東浩司)と20秒03(03年・末續慎吾)。両競技とも“アジア初”の壁突破を狙っていたが、昨年中国の蘇炳添(26)がアジア出身では初めて、100で9秒台(9秒99)をマーク(残る2人はナイジェリア出身のカタール人)した。中国に先を越されたことで、日本選手は200の19秒台で“アジア初”を目指している。今大会で記録は出るのか。

 09年から4大会連続で世界陸上を取材しているスポーツライターの高野祐太氏が言う。

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