最下位目前…金本阪神「超変革」にファンやOBが続々苦言

公開日: 更新日:

■なぜ鳥谷を使い続けるのか

「その最たるは鳥谷の起用です」と、前出のひろさちや氏がこう続ける。

「打率.235でなおかつ9失策。28打席連続無安打など攻守でチームの足を引っ張っているのに、金本監督はスタメンで使い続けている。鳥谷にいくら実績があり、連続試合出場の記録があるといっても、『超変革』というなら特別扱いはせず、スタメンから外すべきです。現役時代、骨折しても肩を痛めても連続試合出場の記録のために使ってもらった金本監督では、鳥谷を外す決断はできないと思わざるを得ません」

 しかも、最近の金本監督は、鳥谷以外にも西岡を中堅で起用したり、先発で失敗した藤川をリリーフで起用し続けたり、実績のあるベテランに頼りがちになっている。

「中心選手が活躍しながら若手が育つ、という理想をかなえるのは今の阪神では難しいことが見えてきた。そんな『あわよくば』は通用しない。大胆に若手を抜擢し、育てないと未来はないにもかかわらず、『1位を目指す』といって鳥谷を使い続け、一方で、育成すべき若手は結果が出ないとみるや、とっかえひっかえ。ヘタでも何でも根気良く使い切ろうとしているように感じるのは、原口くらいのもの。『ただ若手を使っている』だけにしか見えない。今の金本監督は方向性を見失っているのではないか」(前出のひろさちや氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  3. 3

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  1. 6

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  2. 7

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  3. 8

    なぜ阪神・岡田監督は大炎上しないのか…パワハラ要素含む「昭和流采配」でも意外すぎる支持

  4. 9

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  5. 10

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる