「同じ弱点を抱えていれば、補強ポイントも同じで当たり前。打率3割超え、盗塁王(53)の糸井が入れば、阪神は得点力がアップするだろうし、走者も今年のように各駅停車ではなくなることが予想される。どこかで振られたのか、引いたにせよ、選んだのがライバル阪神というのが巨人にとっては気に入らないところです。関係者は舌打ちしているでしょう」(前出の関係者)
巨人はDeNA山口とソフトバンク森福の2投手のFA獲得を目指しているが、糸井の選択は、これまで見下ろしてきた阪神との力関係の逆転につながりかねない。巨人の高橋監督にとっても喜ばしいニュースではないだろう。