阪神調査の報道も…日ハム中田は“メジャー移籍”も選択肢
「阪神 中田を調査! 金本監督アタック用意」
26日、スポーツ報知に躍った見出しである。来季中に国内FA権を取得する日本ハムの主砲・中田翔(27)をターゲットに定め、獲得調査を進めていくという内容だ。
かねて日刊ゲンダイが報じているように、中田が来オフ、FA宣言する可能性は極めて高い。
金本監督(48)とは私的な親交も深く、大阪桐蔭高の先輩で兄貴分として慕う西岡(32)もいる阪神とは“相思相愛”と言っていい関係なのも確かだ。
「国内FA権を行使すれば、阪神入りが最有力ということになるのでしょうが、ただ、中田は周辺に『メジャーにも興味がないわけじゃない』と言っています。海外FA権を取得するのは再来年になりますが、すでに代理人筋からアクションもあるようで、『メジャーのパワーヒッターを向こうに回して、勝負ができるのは日本人では君しかいない』と口説かれているそうです。選択肢のひとつには入っているはずですよ」(球界関係者)
今季、2度目の打点王を獲得したものの、プロ9年間で30本塁打以上を記録したのは、15年の1度だけだ。ここぞの場面での集中力と勝負強さには定評があるとはいえ、メジャーの長距離砲に伍するパワーがある、とはいくらなんでもリップサービスが過ぎるだろう。