「体力落ちてない」アルペン女王ボン“限界説”真っ向否定
女子歴代最多のW杯通算77回優勝を誇るアルペンスキーのリンゼイ・ボン(32=写真・AP)が、来季の完全復活を目指す。
アルペン女王は一昨年から度重なる故障にも悩まされ、今季のW杯はここまで11戦に出場し、1月のドイツ大会でのわずか1勝にとどまっている。
かつては雪上の美女アスリートとして注目を集めたボンも、すでに三十路を過ぎた。13年以降は相次ぐ故障に見舞われている。アルペンスキー関係者の間からは年齢的な限界を指摘する声もあるが、これにボンは真っ向から反論した。
米スポーツ専門チャンネル「ESPN」(電子版)は21日(日本時間22日)、ボンのインタビュー記事を掲載。肉体の衰えに関して「確かに若くはないが、体力が落ちたわけではない。故障で満足なパフォーマンスができないだけ」と健在ぶりをアピールした。「最後の大会」と位置付けている来年の平昌五輪では「年は取っても決して不可能なことではない」と10年バンクーバー大会以来、2個目の金メダル取りを目標に掲げた。
ここ数年は熱愛ばかりが話題になるが、最後の五輪で女王返り咲きなるか。