イ・ミニョンが初V 韓国人にとって日本ツアーは“宝の山”
【ヤマハレディース 最終日】
最終QTランク4位資格で、今年から日本ツアーにやって来たイ・ミニョン(25)が参戦5戦目で初勝利を挙げた。
1800万円を手にして獲得賞金は2285万8000円となり、ランク19位から一気に3位に浮上した。
イは韓国女子ツアー4勝の実績を持ち、賞金ランクでは2016年7位(27戦1勝・約5930万円)、14年7位(27戦2勝・約5719万円)、13年9位(22戦1勝・約2967万円)とトップ10に3度も入っている。
15年3月には早期発見だった腎臓がんの手術を受けて、1カ月間ほどツアーを休んで未勝利に終わったが、賞金ランクは14位(約3000万円)だった。
韓国でも十分に稼いでいるのに、ナゼ日本にやって来たのか。
「韓国から近いし、日本ツアーに出たことがないので好奇心があった。日本のギャラリーは韓国に比べてマナーがいいと思った」(イ)
ただ韓国国民の6割が日本に対してよくない印象を持っているのは知られた話だ。慰安婦問題など、日本がかつて韓国を侵略した歴史について反省していないという理由からだ。