乱闘劇も呼んで…阪神・藤浪“ノーコン悪化”はイップスか
高卒1年目から10勝(6敗)をマークした藤浪は、3年目の15年は14勝(7敗)を挙げながら四・死球(82・11)ともにリーグ最多。7勝(11敗)の昨季も70四球は同ワーストだった。
この日の投球を見たあるOBは「素質はピカイチなのに、年々制球が悪くなるのは技術より心の問題なのか。メンタルトレーナーなどの専門家に相談するべき」と心配する。
今季初登板は5回、117球、5安打、9四死球、2失点。「守備が長くなってしまい、チームに迷惑をかけた。修正できなかった」と反省した右腕が、WBCで出番が少なかったのは当然だろう。