全米OPまで出場1大会のみ 松山英樹の“調整法”に疑問の声
「コースの難しさなどを加味すれば、このスタッツ(プレーの統計数値)もある程度は仕方ないのかもしれないが、76をたたいた大会3日目には平均飛距離282ヤード、フェアウエーキープ率28.57%と大きく落ち込んだ。何か考えすぎて、ショットがおかしくなっているような気がしてならない。
タフな設定のメジャーに向けて、修正していくには競技に出るのがもっともいい方策といえる。それを考えれば、例年通りのスケジュールではなく、メモリアルと翌週のセントジュードに出場して、調整した方がいいのではないか」(前出の吉川氏)
もちろん体との相談もある。メジャー大会は通常大会の5日分の体力を必要とされる過酷な戦いを強いられる。疲れを引きずってはマイナスだ。周囲の「休み過ぎだ」という指摘をはね返すにはメジャーで結果を出すしかないということだ。