栗山監督懺悔も ハムに「しっかりと点が取れる」根拠なし
ベンチで口を「へ」の字に結び、腕組みをしているのは日本ハムの栗山監督。
25日の楽天戦は今季7回目の完封負け。初回2死二、三塁、三回2死満塁の得点機で、いずれもレアードが凡退。四回以降は、三塁すら踏めなかった。
「監督が悪い。すみません。これからしっかりと点が取れるようになんとか……」
試合後の栗山監督はこう言ったが、4割打者の近藤はケガで離脱、2日前に一軍登録された大谷もまだ足の状態が万全じゃない。中田、レアードの4、5番コンビは相も変わらず勝負弱く、「しっかりと点が取れる」根拠はどこにもない。
この3連戦、札幌ドームには計9万3833人のファンが訪れたが、1勝2敗と負け越し。唯一の見せ場が去る24日、延長十回2死一、二塁のチャンスでネクストバッターズサークルに入った大谷というんじゃ、ファンは浮かばれない。