3戦目に今季初対戦 阪神藤浪の一軍合流に巨人はビクビク
かつて他球団から巨人へトレード移籍したある選手が、こう話していたことがある。
「大事な試合で、よけないで死球で塁に出たんです。当時の原監督は、いい根性をしている、と褒めてくれたけど、他の選手には『よくやりますね。ケガしたら損しますよ』と言われた。よく『打てないなら当たってでも塁に出ろ』と言うけど、巨人はスマートというか、多くの選手がそういう考え方なんだと思いましたね」
藤浪のように150キロを超える剛速球がどこへいくか分からないのが、打者にとっては一番怖い。
「『右打者イップス』というウワサもあるでしょう。普通に顔付近に抜けてきますから。2年前、巨人は藤浪に5つも死球を食らっているから、みんなの意識の中に『ぶつけられるかも』という脅威が潜んでいるんです」(巨人のある選手)
ノーコン病に苦しむ阪神の別名“死球マシン”。今季初対戦の巨人は、今から腰が引けているようだ。