金本流でもうひと皮…阪神オフの補強はやっぱりFA中田翔

公開日: 更新日:

「顕著な例が12年のドラフトですよ。この年は甲子園で4本塁打した光星学院の北條が高校生遊撃手の目玉として注目された。阪神が2位で獲得した北條に広島日本ハムも注目したが、広島は足と体のバネ、日本ハムは肩を問題視して指名を見送った。金本監督主導で指名した2年目の高山やルーキーの大山はともかく、阪神には他球団が問題視した傷を抱える選手が多いですからね」

■金本阪神でひと皮むける可能性も

 そこへいくと中田が長距離打者としての素質やポテンシャルを備えているのはだれもが認めるところ。さる担当記者がこう言った。

「日本ハムは選手の自主性を重んじる球団。猛練習を強制することはあり得ないし、自主的に目の色を変えなければ置いていかれるだけ。中田に厳しく接するコーチも中にはいたが、彼に代わる4番がいなかったのが不幸と言えば不幸だった。いきおい、中田を甘やかし、気分良く働かせるしかなくなった。目の色を変える時期はあっても、あくまでも一過性で長続きしない。まだ28歳。金本監督のもとでビシビシしごかれたら、もうひと皮むけると思いますよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”