清宮は大丈夫か?「ドライチ」著者が見た新人選手の内面

公開日: 更新日:

 ――巨人の辻内崇伸(2005年ドラフト1位=以下同)は「これがドライチの宿命なのか」と言ってますね。

阪神の的場寛一クン(1999年)もそうでした。巨人や阪神の注目度は、高校や大学生の想像を絶するほどすごい。的場クンもいろいろな悩みがあり、精神的に病んだりもした。スター選手がなぜそこまで追い込まれるのかと、当初は信じられなかった。『いったい、どれほどのプレッシャーがかかっているのか』という点が興味深かったし、あまり表に出ていないことなので書いてみたかったのです」

■心の安定、向上心、出会い

 ――スターといえば、昨秋のドラフトは早実の清宮幸太郎で異常な盛り上がりでした。

「この本には出てきませんが、清宮クンは松井秀喜選手(92年)の時と状況が似ています。僕は松井選手が巨人に入団してすぐに取材しています。週刊誌の記者の時です。網走で行われた二軍の試合で直撃した。物おじせず、非常に人間ができているというか、まだ18歳か19歳なのに受け答えがしっかりしている。清宮クンの言動にも同じことを感じましたね。あれだけ騒がれて結果を残せるのですから、1年目から活躍できるかはともかく、メンタルに関しては心配ないでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」